Day19 San Francisco
引き続きサンノゼ停滞。今日はみんな仕事なので、一人行動。昼前に起きて準備してサンフランシスコ向かう。日本でも使ったことないウーバー使ってみる。めっちゃ便利。こちらに来て二週間ちょっと経ってるので、耳は大分良くなった。喋るのも、なんとなく伝わるようになったので環境ってすごい。
サンノゼからサンフランシスコへはCaltrainという電車を使う。Amtrakみたいで良い。サンフランシスコは何故か20度ぐらいで、めっちゃ寒かった。半袖半ズボンで行ったので凍えた。アメリカ人ですらパーカー着てた。外歩けないぐらい寒かった。とりあえず目当てのサンフランシスコ近代美術館へ。さすがに大きいから、ロバートフランクとか、ダイアンアーバスとか、ブレッソンの写真とかあった。とても良かった。見るものもたくさんあり、三時間ほど居た。疲れたし、外が寒すぎるので美術館でてそのままサンノゼへ帰る。Caltrainは通勤に使われてるらしく、帰りはめっちゃ混んでた。寝るなと言われてたけど寝てしまった。何も盗まれなかった。
夜飯はベトナム料理。久しぶりの米が美味い。スープもめちゃ美味い。アメリカの食文化にダシってものがあってほしかった。その後友達の家の庭で酒飲む。日本と違ってビールオンリー。外国人がストロングゼロ飲みたくなる気持ちわかった。今日は別の友達の家で寝かせてもらう。約二週間テントで寝てたから、ソファなんて大変な贅沢品。幸せ噛み締めながら寝る。
今日の写真
Caltrain車内にて。また四人席。
美術館でやってたマグリット展。
ベトナム料理。ありがとう米。
友達
Day18 SanJose
友達の家で心が休まるのか、久しぶりに10時ごろまで寝た。思ったらより疲れてなくてビックリ。友達が11時ごろ迎えに来てくれて、街へ出て行く。銀行いってお金下ろして、昼飯食う。自家製ソーセージがパンに挟んであるやつ。めっちゃうまいし、$7とかで驚いた。その後、アウトドア用品店のREIや、スリフトショップ、BASSPROSHOP(釣り具メインのアウトドアショップ)等にいき、下着とか靴下買おうと思ったけど買わずに帰ってくる。UNIQLOとかあればなあ。
友達の家に戻ってTwitter見てたら、Bon Iverのライブがロサンゼルスであることを知る。こんなチャンス二度とやってこない。。。急いで場所やらチケットやら調べる。8/5なので、ニューヨークからこっちに戻ってくる前にロスに寄ればいいだけなので、現実的。。。急いでチケット予約し、フライト検索。ニューヨーク〜ロサンゼルスは意外と高いけど、まあいい。サンフランシスコ〜ロサンゼルスはバス使えば激安なので、全く問題なし。夜行便乗れば宿泊費がかからないし、一石二鳥。そんなわけで、来週からニューヨーク、ロサンゼルスと行くことになりました。こんなタイミングでBon Iverのライブ見れるなんて奇跡だ。。。
今日の写真
山降りても食べ続けるオートミール。
夜飯のグリーク。
Day17 Mammoth Lakes〜SanJose
今日はマンモスから友達のいるサンノゼまでの移動を試みる。日本の移動のようにスムーズに行かないのは重々承知なので余裕持って行動。7時半のバスで街の中心へ行くはずが、バス停まで歩いてる時に車が一台止まり、乗せてもらえた。結構年配のおじいちゃん。11年前にJMTを奥さんと歩いたらしい。奥さんの話をしている時、若干涙ぐんでいた。色んなことがあったんだろう。後部座席には大型犬が乗っていた。
VONS(街の中心にあるスーパー)で降ろしてもらい、ネバダ州・リノ行きのバスを待つ。道路封鎖の影響受けた人ばかりで結構人がいた。リノへ行けば空港あるから、それ使うみたい。予定より30分遅れでバス到着。人たくさんでちょっと焦る。自分は大柄な黒人さんの隣は座る。4時間も移動なのでけっこうつらかった。でも途中で自分の車の写真見せてきたら、菓子わけてくれたりすごい優しい人だったのでなんとかなった。リノへはずっと田舎道を通っていった。歩いた山を横目に車で走っていくの、なんか気持ちいい。リノには1時ごろ到着。地図で見ると栄えてる感じだったけど、そうでもなかった。いままで高所にいたからあまりわからなかったけど、こっちの暑さがやばい。温度計見たら38度。焼けるような暑さ。次のバスまで2時間ほどあるので、コンビニで菓子やら買ってバスの待合所で待つ。バス来て乗り込む。乗車率15%ぐらいで超快適。バスの中ではブログ書いたりニューヨークの予定立てたりして、あっという間にサクラメントに着く。サクラメントからはずっと乗りたかったAmtrak。出発の30分前ぐらいには列車が到着していて、すぐに乗れた。贅沢に四人席のところに座る。足伸ばせるし、机あるしサイコー。目的地のエミリービルまでは約一時間半。ちょうど夕暮れどきで、太陽が水平線へ落ちるところ見れた。ドラマチックだった。もっとAmtrak使いたい。
エミリービルからサンフランシスコ市内まではバスで移動するはずだったのだけど、サンノゼの友達が迎えに来てくれた。本当に優しい。火事の影響で、いろいろ予定がズレてしまって大変迷惑をかけて申し訳ない。。。そんな状況で、ニューヨークへのチケットがなかなか取れず、直近のチケットが$450とかになってしまい、サンノゼに少し滞在することになった。サンフランシスコ市内、あまり行ってないから行ってこようかな。明日は、休みを取ってくれたみたいでいっしょに遊んでくれるみたい。優しさが胸に染みる。。。。
今日の写真
宿からVONSまで送ってくれたおじいちゃん
Mammoth→Renoのバス
Amtrak 二階建て、美しい。
Amtrak車内にて、夕陽が海に落ちていく。
サンノゼの友達宅にて。いつもありがとう。
Day16 Thousand Island Lake〜Tuolumne Meadow
6時起床、7時半出発。ドナヒューパスまでの道のりが今までに見てきた景色と違い、素晴らしかった。その後、15マイルの下り。永遠と歩き続ける。止まらない。トゥオルミー着き、今夜からヨセミテバレーが封鎖と聞く。どうしようもない。どうにもならない。もう、サンフランシスコに戻る方法はほとんど残ってない。陸路ではものすごい遠回りする以外は帰れない。とりあえず、バスがあったのでマンモスまで戻り、予定立て直す。明日の便でMMH→LAX→JFKとかあれば、それにしようかな。もうめちゃくちゃなので、どうでもいい。残り二週間も、適当に過ごそう。ふざけんな火事!
7/24 18:01 トゥオルミーからマンモスへのバス内で
帰れないどうこうよりも、とりあえず山歩きが終わった感慨にふける。よく一人で約300kmも歩いたと思う。アメリカで山歩きなんて、想像したこともなかった。300kmも歩いたことなかったけど、終わってわかったのは、歩いてると終わる。途方のない距離も、足を止めなければちゃんと終わっていく。夕陽キレイ。バスのこと助けてくれたオッチャンとか、ありがとう。なんとかなると思います。こんなもんでいいんだと思います。適当で、なるようになればいい。
7/24 18:31
マンモス着いて、ひと段落。コーラとゴールデンベアのグミとシャンプー買って宿へ。体を丁寧に洗う。もう山へは戻らない。バグネットやらしまい、蚊除けの薬をハイカーズボックスへ入れる。終わった。
明日の予定急いで立てる。バス、電車のチケット取り、いろんな人に連絡。突然、全てが現代人に戻った。居心地がいい。
明日は7:40のバスで街の中心へ。そこから次のバスでリノへ。またバス乗り換えでサクラメント、そこからAmtrakでサンフランシスコ(エミリービル)へ行く。無事に着くことを祈って。
そういえば、今日はハチに脇腹刺された。とくに痛くないので放置。カバンの中でもみくちゃにされたメガネのレンズが傷だらけ。日本帰ったら直そう。
7/24 21:56
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サウザンドアイランドレイク以降、あまりいいキャンプサイトなさそうだったので、この日はトゥオルミーまで歩いた。ドナヒューパス付近の景色、本当に素晴らしかった。花とかたくさん生えてた。色が美しかった。パス越えも、ノースバウンドだとすごく楽なので、サウザンドアイランドレイクから3時間ぐらいで到着。その後はずっと下り。途中でレンジャー何人かにあって、やたらヨセミテバレーへ行くかって聞かれ、なんか嫌な予感していたので、急ぎ目でトゥオルミーまで歩く。
トゥオルミー着いてとりあえずビールとチップス買う。周りにいるハイカーと話したところ、ヨセミテバレーが今夜から締まるとのこと。(for visitor と言っていたので、ハイカーにどういう影響があるかはわからなかったです。ちなみに、バスは動かないだろうとのことでした。)なので、ヨセミテへ行っても逃げられなくなるだけなので、あっけなく僕のJMTはここで終わりました。とりあえず、マンモスまでのバスがあるとのことなので、安心してビールを飲みました。ヨセミテは人が多そうなので、まあ行かなくてもいいか、ぐらいの感じです。悔いもありません。とにかく、山行が無事に終わりホッとしてます。楽しかったーー。
マンモス着いて、ほっとしすぎてタバコ買う。大きく吸い込む。ヤニクラが気持ち良すぎた。パス越えぐらい気持ちいい。タバコやめられなかった。でもいっか。今回は。
今日の写真
去り際のサウザンドアイランドレイク。シエラ晴れ。美しい。
ドナヒューパス前。緑が綺麗。
ライエルキャニオン。ずっと平らなところを歩いて行く。
トゥオルミーにて、ビールとチップス。チップスはハラペーニョ味。ビールはペールエールなのですごく苦味が強い。
トゥオルミーからマンモスまでのバスの中で。
Day15 Rosalie Lake〜Thousand Island Lake
昨日は音楽聴いていたら寝てしまっていた。コンタクトついたままだ。
オートミールとココア食し、出発。今日はたったの8マイルしか歩かない。気が楽だ。
道歩きつつ、ホイットニーの時と同じ感覚が蘇る。人多すぎる。やっぱり山降りようかな。。。
目的のサウザンドアイランドレイク到着。思ったより感動しない。とりあえずテント張り昼寝。なにか満たされないのでラジオ聴く。今日もオードリーのオールナイトニッポン。
なんかここじゃなくていいかも。もうちょっと進めばよかった。明日からはもう少し歩こう。タバコ吸いたい。昨日までは嫌いだったけど、今は雨降ってほしい。暑い。
7/23 16:09
今日は雨降らなかった。キャンプサイトには家族連れや、カップルばかりで居心地悪い。明日はトゥオルミーまで行こうかな。約20マイル。がんばろう。持ってきた本が、やはり面白くざっと読んでしまった、とてもいい刺激。ココア飲んだら寝よう。タバコ吸いたい。
7/23 19:32
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前半の食生活見直して、後半は朝飯食べるようにした。袋に水入れてかき混ぜるとできあがるオートミール。ブラウンシュガー味。糖分も取れるし、超グッド。
この日は泊まるべきとオススメされていたサウザンドアイランドレイクまで歩いた。たったの8マイルなので昼ごろに着く。岩の横にちょうどいいスペースがあったのでそこでテント張る。思い切り日なたなので、テントの中にいると汗だくになる。暑い暑いと思いつつ昼寝。起きたら身体中汗まみれで引いた。起きてるすることないので、日陰で本読んだり、菓子食ったりして時間潰す。なにしたかもあまり覚えてないので、たぶんろくな時間じゃなかったんだと思う。山で食うスニッカーズははんぱなく美味い。
日記ではサウザンドアイランドレイクのこと、あまり気に入ってなかった感じですが、朝と夜の時間はとても美しくて素晴らしい場所でした。ただ、人が多くてうるさかったのです。
今日は写真
テントから外を見る。足汚い。
昼飯、トルティーヤとピーナツバター。
こんな感じの場所にテント張る
夕暮れのサウザンドアイランドレイク。
Day14 Reds Meadow〜Rosalie Lake
マンモスに二泊して、体を休め再出発。宿で出会った人に別れを告げ、歩いていく。トレイルヘッドまでバスで向かう。バス停でベルギーの女の子がいて、着くなり「食べ物を盗まれた」と言った。悲しそうな顔をしている。盗ったのは、自分と仲良くなった人なので複雑。なぐさめる言葉が出ないまま、別れる。申し訳ない。バスでデビルズポストパイルまで行き、歩き出す。ジャンクションが分かりづらく慎重に道選ぶ。体が慣れてきているのか、すごく歩きやすい。途中から雨降ってきた。あっという間にどしゃ降り。雹が降ってきて、近くで雷が落ちた。帰るかすごく迷ったけど、とりあえず待つ。止まない。でも歩いてみる。ロザリーレイク着いたころに少し止んだので、急いでテントはる。ココア飲んで夜飯。腹立つので、オードリーのオールナイトニッポン聴く。今日は早く寝よう。
7/22 18:25
これ以上雨降るなら、山に残る理由見つける方が難しい。
7/22 時間不明
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マンモスからヨセミテへ向けて再出発した。
出てすぐにショッキングなことを聞かされ、若干テンション下がった。確かに、PCTハイカーの振る舞いはあまり良いとは言えないけど、良い人もたくさんいたと思う。お金ないなら、こんなことせず仕事すればいいのに。と言っていた。もっともすぎるのでなにも言葉でなかった。嫌な思い出にならなければいいけど。。。
今回のパーミットはデビルズポストパイル〜ハッピーアイル。パーミットステーションで、レッズメドウからと言ったらこうなったんだけど、理由はよくわからない。とりあえず歩き出す。歩き慣れて体も軽く、順調に歩いていたのだけど、目的地まで3マイルぐらいのところで、どしゃ降りの雨。ほんとに帰るか迷ったけど、それだと時間余りすぎて大変なので我慢。雨がマシな木陰で傘さして20分ぐらい待った。雹の大きさがみるみるうちに大きくなって怖かった。雷もどんどん近づいてきて、久しぶりに死の恐怖味わった。止まないけど進まないことには一日が終わらないのでとりあえず歩く。なんとかキャンプサイト見つけテント張る。びしょ濡れももう慣れた。寒いので暖かいココア飲んで休憩。川で水汲んで、濾過して、親沸かす。この日はアメリカのインスタント食品、Rice a Roniのチキンライス。米が細いやつであまり美味しくない。クノールのインスタント食品のほうが美味しい。無理やり食べて本読む。本もびしょ濡れなので慎重にページめくる。飽きて暇だし、雨で腹がたつのでラジオ聴く。オードリーのオールナイトニッポン。3本しか入れてないから、これ聴くの何回目だろう。。とか思いながらも笑う。日本語が心地よい。
今日の写真
急遽買ったレッズメドウ〜ヨセミテの地図。特に役に立たなかった。トムハリソン製。
ロザリーレイクのキャンプサイトにて。一日目以降は、ずっとタープ張り。スペースが広がって格段に居心地良い。ちなみに、ペグを使うことはほとんどなかった。石がたくさん転がってるのでそれでなんとかなった。
Day13 休息日
今日はマンモスレイクスで停滞。次の山の準備する。パーミットをゲットし、食料買って、山火事のことやらの情報収集。サンフランシスコに帰るのが若干大変になった。道路が封鎖されているので、別ルート見つける。ヨセミテに着くまでの約一週間で、よくなってることを祈る。
パーミットはレッズメドウ〜ヨセミテのハッピーアイル。一週間で60マイルなので、めちゃくちゃのんびりできる。状況が悪くなるようだったら早めに山降りる。
昨日で日本から持ってきたタバコが全てなくなった。こっちでタバコ買うと一箱8ドルぐらい。禁煙するかな。。。
今日の写真
マンモスレイクスのゲストハウスにて
昼から半端ないデカさの肉を食うThor
奥はベルギーからの女の子、ワールドカップ の話をしたけど全く盛り上がらなかった。まあ自分も見てないししょうがない。
昼に食ったバーガー。名前で選んだ。宮沢りえ。味は良いが、ピクルスがデカすぎた。